2月例会を振り返る
- 言友会 宮崎
- 2021年3月3日
- 読了時間: 3分

こんにちは!
言友会みやざきの「わ」の宮本です。
3月例会の告知と前後しますが、2月例会の振り返りをしていきます。
【近況報告】
コロナに関する話題が中心でした。
最近感染者数は落ち着いてきているものの、皆さんまだまだ自粛生活を送られているようです。
【テーマスピーチ】
[① 吃音が世間に認知されることについてどう考えるか ]
●吃音が世間に認知されて欲しい意見が多い一方で、間違った広まり方により傷つく人も増える可能性があるという意見もある。「バイデンは吃音克服してるから、吃音が治らないのは努力不足だ」等。
[②(吃音をカミングアウトするべきか ]
●吃音を持つ小学生に関わることが多い。吃音のカミングアウトのことは親御さんに話すが、無理にカミングアウトして親が嫌な気持ちになるのであれば無理にカミングアウトする必要はないと思う。吃音が嫌で学校に行きたくない子どもを減らしたい。
●あんまり吃音克服を頑張らない方が良いかなと思う、治したい人は治せばいいし治せないと思ってる人は吃音にとらわれず他のことで楽しみや充実することを探すのが良いと思う。
●私は電話の時など名前が滑らかに出ない。私は周囲に吃音とは言わない、吃音を持つ自分が普通になってるから。吃音をカミングアウトしたのは大学に入った後の集まりで1回のみ。言ったからといって特に何か変わったことは無かった。
●会社の上司が吃音のことを知っており吃音の話になったときにカミングアウトしたぐらいで、それ以外で自分から周囲に「私は吃音です」と話したことは無い。
●会社見学で吃ったときにカミングアウトした。「へーそうなんだ」といった感じだった。「言われないと分からなかったよ」と。話したことで楽になった部分もあった、カミングアウトして良かったと思った。
〔③その他吃音について〕
●子供に対してだが、学校だったら音読の時にその子たちが嫌な思いをするのであれば先生には吃音を知ってて欲しい。そしてできればなんらかの対策をしてほしい。例えば2人一緒に音読する等。一緒に読むと吃音が出にくくなるケースが多いため。
●知らない人が多い所で発表を行う時、難発が出て空気が静まり返るのが嫌だ。
主に以上のことが挙がりそれぞれについて意見を交わしました。カミングアウトして良かったという意見もあればカミングアウトしない方もおり意見が割れましたが、話を聞いていくと各人が置かれた環境によって是非が分かれるのだと思いました。吃音を持つ人が思っているほど周囲の人は吃音を気にかけてないようです。
近況報告、テーマスピーチについて脱線もしつつ話した後、次回の例会についても一部議論し例会は無事に終わりました。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
次回例会についてはこちらからご確認ください!
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